2020年5月19日に「バーチャル北海道博物館」がオープンしたので、手持ちのスマホでVR体験してみたので紹介します。と言っても、単にGoogleマップのストリートビューアプリで館内をバーチャル散歩?
はじめに
北海道博物館はコロナ自粛で臨時休館中ですが、今回「バーチャル北海道博物館」をオープンしたので、Daydream対応のスマホでVR散歩を楽しんでみたので紹介します。
Daydream対応ではない一般的なスマホでもVRゴーグルでGoogleストリートビューアプリ(Android / iOS)を使って楽しめます。
さらに、VRゴーグルを使わない裸眼で立体映像を楽しむ方法は以下の記事を参考にしてチャレンジしてみてください。
デスクトップ画面でも一般的なGoogleマップのストリートビューと同じ要領で館内散歩が楽しめますが、テレビやデスクトップでVR散歩をマニアックに楽しめます。
Chromebookで、Googleマップのストリートビューを使って、札幌駅近くのデパート内の各階の散歩を楽しむ方法を以下のYouTube動画で紹介しています。
ChromebookでGoogleマップによるデパート内360°ウォークスルーの様子を紹介
北海道博物館 公式サイト
以下のサイトに行きます。
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/
子供向けのコンテンツもあります。
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/ouchi-museum/
バーチャル北海道博物館
以下のページに行きます。
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/exhibition/vm/
現時点では「北海道120万年物語」のみが観れます。他は工事中なので、順次公開されると思います。
Googleマップのコンテンツが埋め込まれているので、デスクトップは右上の四角をクリック、スマホは左上の「Googleマップで見る」をタップします。
デスクトップでは従来どおりのストリートビューで大画面の館内散歩が楽しめます。
スマホでは、Googleマップアプリ(Android / iOS)のストリートビューで館内散歩が楽しめます。
右上の磁石アイコンをクリックすると、ジャイロセンサーを使ったスマホの向きに応じて画面が変わるデバイスモーションで観れます。
ストリートビューアプリでVR散歩
ここでは、Googleストリートビューアプリ(Android / iOS)を使って、右上のゴーグルアイコンをクリックしてVRで楽しむ方法を紹介します。
アプリを開いて「北海道博物館」で検索します。
Daydreanスマートフォンの場合
先ず、Daydrem対応のスマホの場合です。リモコンで操作が可能です。
右上のゴーグルアイコンをタップします。
スマホをDaydreamヘッドセットに装着します。
リモコンボタンを押します。
コントローラー(リモコン)の向きを変えて「釣り竿」の先をターゲットに合わせてボタンを押すというような操作で散歩を楽しめます。
左右の画像が同じなので、立体的には見えませんでしたが、没入感のあるリアリティーを感じます。
一般的なスマートフォンの場合
同様に、右上のゴーグルアイコンをタップします。
画面上に現れる矢印をタップすると前に進みます。
VRゴーグルを使わないで、裸眼で立体映像を楽しむ方法は以下の記事を参考にしてください。
今回のVR画像は3Dではないので、わざわざ上記の方法で観る意味は無いとは思いますが、参考まで。
VRゴーグルにスマートフォンを装着した場合は、VRゴーグルのボタンを押すと前に進みます。
場合によっては、リモコン付きのイヤホンをスマホに繋いで、そのボタンを押すと前に進む場合があります。
あるいは、Bluetoothリモコンによる操作も可能な場合があります。
VRゴーグルは種類が多く、Daydreamのように簡単には使えませんが、ローコストでほとんどのスマホに対応できます。
北海道VR散歩 公式サイト
北海道の3000箇所以上の絶景スポットが360°VRで楽しめるサイトは以下です。
地上からの風景だけでなく、ドローン空撮による上空からの景色が圧巻です。冬景色に切り替えたりできるスポットもあります。
まとめ
以下の記事では、自分のブログに360°パノラマ写真を360°VRで埋め込む方法を紹介しています。
https://chrome-vr.com/2020/05/360vr-panorama-photo-pannellum-chromebook.html
2017年頃から立ち上がりつつあるVRを使ったEコマースや、最近の三越伊勢丹のVRコマースへの挑戦などを以下の記事で紹介しています。
https://chrome-vr.com/2020/05/crowdfunding-vr-commerce-ar-mr-glass.html#toc3
VR/AR/MRの技術革新から、どう市場のニーズに対応するか?というプロデュース的なアプローチへと世の中の視点が移りつつあるように感じます。
異端児が活躍する時代かもしれません。
ではでは、きらやん