スマホでAR?Sketchfabから和服美少女3DCGモデルをダウンロードして見回すには?!

Tenten WebAR 3DCG 高画質美少女モデル Sketchfab

Poser9で5年前に制作した3DCGの和服美少女「Tenten」をSketchfabサイトからダウンロードして、WebARとしてブログに埋め込んで、WebAR対応スマホで自宅の床に置いて見回せるようにしたので紹介します。

はじめに

5年前から3DCGアプリで制作した高画質女性モデルをSketchfabサイトにアップロードして360°VRで観れるように公開していました。

https://sketchfab.com/kirayan4852

前回は、3DCGWebアプリ「Vectary」の有料版を使ってARコードをブログに埋め込む方法を以下の記事で紹介していました。

今回は、和服美少女「Tenten」のダウンロードを開始したので、このモデルをダウンロードして、Vectaryを使わずダウンロードファイルをXserver上のhttpsサイト(chrome-vr.com)にアップロードしてAndroid / iOSスマホでAR表示する方法を紹介します。

WebAR(ARCore)対応機種は以下の記事を参考にしてください。

https://qiita.com/namiwavess/items/088605ffdd9062d57bd8

今回WebVRコードを埋め込んだページは以下です。右下のボックスアイコンをタップして床をスキャンしてください。AndroidはChromeアプリ、iOSはSafariアプリでご覧ください。

WebARが実用化されている例

実際にこの技術が使われている例として、WebAR対応スマホで「ネコ」や「サメ」でGoogle検索してご覧ください。以下ではWikipediaとして紹介していますが、実際はGoogle検索画面ですが・・・

和服美少女「Tenten」をダウンロード

以下のサイトに行きます。

Sketchfab kirayan4852 Tenten

左下の「Download 3D Model」をクリック。

私の場合はメールアカウントを持っているので通常はそちらからログインしますが、今回は一般ユーザーとして「GOOGLE」をクリックして、Googleアカウントからログインしました。

再度「Download 3D Model」をクリック。

Autoconverted format ( glTF )」の右端の「DOWNLOAD」をクリックし、場所を指定してダウンロードします。iOSにも対応させるために「Augmented Reality Format ( USDZ )」もダウンロードします。

tenten-03-4.zip」8.2MBがダウンロードされるので、zipファイルを展開しておきます。

USDZファイルもダウンロードします。

Xserverにファイルをアップロード

ブログに埋め込んで表示するためにhttpsサーバーにアップロードします。以下の記事を参考にしてください。

https://chrome-vr.com/2020/05/360vr-panorama-photo-pannellum-chromebook.html#toc_id_7

今回は「/chrome-vr.com/public_html/wp-content/uploads/」に「tenten」フォルダーを作って、そこに必要なファイルをアップロードしました。テクスチャー画像は「textures」フォルダーを作ってその中にアップロードしています。

右上の「パス」をエディター(メモ帳など)にコピーしておきます。実際のHTMLコードにパスをコピーする時は「/public_html」は削除して使います。

ブログに埋め込む

以下の記事を参考にしました。

https://trsasasusu.com/blog/83/model-viewer-animation/

私の場合は、別に固定ページを使って独立したAR表示ページを作って以下のHTMLコードを埋め込んでいます。

<script type="module" src="https://unpkg.com/@google/model-viewer/dist/model-viewer.js"></script>
<model-viewer src="https://chrome-vr.com/wp-content/uploads/tenten/scene.gltf"
              ios-src="https://chrome-vr.com/wp-content/uploads/tenten/Tenten-03-4.usdz"
                  background-color="#70BCD1"
                  shadow-intensity="1"
                  camera-controls
                  autoplay
                  interaction-prompt="auto"
                  auto-rotate ar magic-leap></model-viewer>

★ コードをコピーする場合は、最後を少しドラッグして「Shift + 上矢印」で全体を選択してコピーしてください。

Vectaryの場合と違い、最初にモデルが表示されませんが、右下のボックスアイコンをタップして床をグルグルスキャンすればモデルが表示されます。

★ 3DCGモデルへの照明は周囲の背景への照明に合わせて自動的に変化します。窓からの光に向けてみるとよくわかります。

スマホでAR表示してみる

以下のページに行きます。

Android(Motorola Moto Z2 Force)の場合

Chromeアプリで上記のページを表示し、右下のボックスアイコンをタップして床をスキャンします。

逆光なので窓側から観てみます。

部屋の照明や窓からの光に応じて3DCGモデルへの照明も変化するのがわかります。

iOS(iPod touch 7)の場合

Safariアプリで開きます。

ボックスアイコンをタップし、モデルが薄く表示されたら床をスキャンします。

Androidの画像と比較すると照明や影のでき方が異なっています。

画面をタップして、下の丸ボタンをタップするとスクリーンショットを撮影できPNGカメラロールに保存されます。

丸ボタンを押し続けると動画が撮影でき、押すのを止めるとMP4カメラロールに保存されます。

カメラをモデルに近づける

ピンチアウト / イン でモデルを拡大縮小する

iOSの場合は、モデルの回転は二本指を回転させます。Androidと操作方法が一部異なります

まとめ

Vectaryで制作したコードの場合より、今回の場合は動作が不安定なので、現状では趣味的な用途に限られると思います。ビジネス用途の場合は、Vectaryの有料版(Premium: 月額12ドル)で制作することをオススメします。

とは言え、Sketchfabサイトからダウンロードした3DCGモデルをWebサイトやブログに埋め込んで、Android / iOSの両方に共通のコードで、WebAR対応スマホのブラウザーアプリに簡単にAR表示ができるのはありがたいです。

ではでは、きらやん

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